フリマサイトを使った副業

フリマサイトで高く売るコツは

前の4回のブログでは、フリマサイトでの詐欺や発送トラブルなど、問題点を中心にお話ししました。そんな話ばかりすると、フリマサイトは怖いものと思われてしまいそうですが、正しく使えばとても楽しいものです。また、自分のいらなくなったものを売って、欲しいものを買う資金にもできるので、お小遣いの足しにもなるというものです。

そこで、今回は、自分の不用品を売るだけではなく、中古品店から仕入れてきて、メルカリやラクマで売っても利益が取れる商品についてお話ししたいと思います。

まず、CDです。フリマサイトには、いろんなアーティストのCDが出品されています。その価格は、意外に安く、メルカリやラクマの手数料と送料を引いたら、自分の手元には100円程度しか残らないような価格のものも多いです。

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高く売れるCDとは

それではつまらないですよね。
そんな中で、意外に高く売れるものは、すでに廃盤になっているCDです。過去にすごく人気が有ったアーティストですと、市場に大量に出回っているので安いのですが、中堅クラスのものですと、かつてファンだった人が、もう一度聞きたいというような需要が有るようで、割とコンスタントに売れていきます。

また、グループのアーティストで、メンバーが変わった場合、前のメンバーのCDは入手できなくなるので、これも高い価格で取引されることが多いですね。
ぜひ、狙ってみてください。

フリマサイトで高く売れる本とは

次に、本です。ベストセラーになったような小説は、中古が大量に出回っているので、まず売れません。
また、自己啓発の本も中古は安いので、フリマサイトでの販売には向きません。

意外に高く売れるのが、専門書です。例えば農業系で、メロンやイチゴの育て方など(別に、メロンやイチゴだけではなく)、他にも、野菜や果物関係などは、家庭菜園をやる人には需要が多いようです。

専門書と言えば、大学で勉強するようなものを思い浮かべると思います。その中でも、大学の教科書的なものは安くてダメなのですが、教科書にプラスして読むような専門書は人気が高いです。

特に卒業論文の作成を控えたような大学生には需要が高いようです。特に専門書は、もともとの発行部数が少ないため、値崩れしにくいというメリットも有ります。

現在のフリマサイトでの出品価格を見ながら、中古品店をチェックすると、結構、利益の取れるお宝商品に出会いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

ツイッターからフリマサイトに誘導する詐欺の手口

前回に引き続き、メルカリやラクマなどのフリマサイトでの騙しのテクニックについてお話ししたいと思います。

今回のテーマは、ツイッターに誘導する詐欺です

今回のテーマは、「危険なツイッター誘導」というものです。
ツイッターをやっている人は、多いと思います。そのツイッターを使ってフリマサイトで騙すという人がいます。

その手口を説明したいと思います。
まず、ツイッターで、「こんなものを売ります」という告知をします。以前は、コンサートチケットなどが多かったのですが、チケット転売が規制されるようになってからは、チケット以外にも、いろんなものをツイッター上で売ろうとする人がいます。

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手口はこんな感じです。

1.ツイッターで商品を掲示して、欲しい人を募集します。

2.応募があると、DMでやり取りをしましょうと言います。
  ツイッターには、DM機能と言って、1対1でメールをやり取りすることができます。これは、他の人には見えません。

3.話がまとまると、「お互いの安全のために、メルカリかラクマを通して取引きしましょう」と持ちかけます。「安全のため」などと言われると、なんだか良い人のように思えるわけです。

4.ラクマの方が手数料が安いので、ラクマに移動するケースが多いですが、メルカリという場合も有ります。

5.ツイッターで打ち合わせた通り、メルカリかラクマに出品して、応募者に購入してもらいます。

  余談ですが、実はこのことも違反なんです。メルカリやラクマなどのフリマサイトは、誰でもが買えるというのが出品の条件なんです。最初から決まった人に売るための出品は、違反なんです。・・・余談でした。

6.購入希望者が購入すると、出品者は発送通知ボタンを押します。このとき、本当は発送していないのに発送通知ボタンを押すんです。

7.当然ですが、どれだけ待っても品物は届きません。

8.心配した購入者は、最初にツイッターでやり取りしていたため、クレームをツイッターのDMで連絡します。

9.ツイッターでは、送った、届かない、の応酬となり、喧嘩状態になります。

10.しかし、メルカリやラクマの連絡用のコメント欄は、空欄のままなんです。
11.何日か過ぎて、出品者が、メルカリやラクマのコメント欄に、購入者へのコメントを書き込みます。それは、「発送してから何日もたつので、早く受取評価をしてください」というような文面になっているんです。

12.これを運営会社側から見ると、今まで何も書かれないまま日にちが過ぎ、そして、待ちかねた出品者が、受取評価を催促するように見えるということなんです。

そして、まんまと、出品者は商品を送っていないのに、受取評価をしない購入者が悪いというようになって行く訳です。

騙されないためには、これが大切

騙されないための方法は、コメントのやり取りは、ツイッターではなく、メルカリやラクマのコメント欄で行うこと。そうすれば運営会社側に見えるので、どちらに問題が有るか分かりやすくなります。

また、発送手段は、ラクマならラクマパック、メルカリならメルカリ便を指定するということです。

正しく使えば、フリマサイトはとても楽しいので、ルールから外れた取引きに騙されないようにしてください。

 

フリマサイトの発送トラブルについて

普通郵便を使った発送詐欺

前回お話ししたトラブルと似ているのですが、もうちょっと単純なものが有ります。
それは、送ったという連絡をしておきながら、送ってこないというケースが有ります。
別に、事前に受取評価を要求したりはしないのですが、発送通知ボタンを押しておきながら、いつまで待っても商品は届きません。

そうすると、購入者は、お金は支払ったのに、商品は届かないという状態になります。
そして、出品者に催促すると、「発送済みです」という返事が返ってくるのです。

こういうケースは、たいていの場合、発送方法が普通郵便になっています。ですから、追跡が出来ません。こういう出品者に限って、商品の説明欄に、「運送時の事故は責任持てません」みたいな一文を書いていたりします。

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そして、送った、届かない、の押し問答になります。
皆さんは、自分が発送した普通郵便が、どこかに無くなって相手に届かなかったという経験が有るでしょうか。ほとんどの人が、そんな経験は無いと思います。

ところが、フリマサイトの世界では、普通郵便の紛失が日常茶飯事となるわけです。

でも、そんなことは変ですよね。
つまり、本当は送っていないわけですよね
しかし、押し問答に疲れて、面倒くさくなって受け取ったことにしてしまう人が、結構多いらしいです。まさに、相手の思うつぼですよね。

おすすめの発送方法は

このようにならないための対策としては、メルカリならメルカリ便、ラクマならラクマパックで発送してくれる出品者から買うのが良い、ということになります。
そうすると、荷物の発送から配達までの状況をメルカリやラクマの事務局でも見れるので、もしも届かなければ、事務局が対処してくれますよね。

どうしても販売価格との兼ね合いで、普通郵便で送るという場合は、安心できる相手かどうかを見極める必要が有ります。
その目安は、100件以上の取引実績が有り、「普通」や「悪い」の評価が無い出品者であれば大丈夫だろうと思います。出来れば、評価欄のコメントなども、さっと読んでみると良いと思います。

安全に取引すれば、欲しい品物を安く買えたり、また、自分の不用品を誰かに買ってもらえたりして、生活を楽しくする要素にもなるので、安全確認が大切だと思います。

 

 

フリマサイトのトラブル対策について

メルカリやラクマなどのフリマサイトを使って、トラブルに巻き込まれる人が増えています。2019年の新聞記事ですが、消費者センターへの相談が、4500件有ったという記事が載っていました。
消費者センターに相談せずにあきらめた人を含めれば、トラブルは相当な数にのぼるものと思われます。

フリマサイトでの買い物で絶対にやってはいけないこととは?

フリマサイトを利用して不用品を売ってお小遣いにしたり、欲しい品物をお店よりも安く手に入れたりすることは、とても楽しいものです。しかし、フリマサイトを利用する場合、いろいろなトラブルに巻き込まれることも少なくありません。中には、明らかに詐欺と思えるケースも有ります。

いろんなトラブルの中でも、特に、これだけは絶対にやってはいけない、これをやったらトラブルに巻き込まれる、というものが有ります。

今回は、そんなトラブルについて、お話ししたいと思います。

誰もが、自分だけは詐欺に会わない、自分だけは大丈夫だと思っているもの

私がこの話をすると、自分はそんなものには決してに引っかからない、と言われます。
しかし、よく考えてみてください。オレオレ詐欺も、そんなものに騙されるはずはないと思いながら、多くの人が騙されているのです、

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2018年の特殊詐欺被害は、356億円。件数では、16,493件も有るんです。これは、警察に届けられたものだけです。
どうせ警察に届けてもお金は返って来ないと考えて、届けずにあきらめた人もかなりいると思われますので、実際には、ものすごく多くの人が騙されているわけですね。

 

詐欺というものは、電話によるオレオレ詐欺だけではありません。これならうまく騙せそうだと思われるところなら、どこにでも現れます。
ですから、フリマサイトにも、そんな怪しい人たちが登場してくるという訳です。

 

必ず騙されるテクニックとは?

メルカリやラクマで買い物をするとき、絶対にやってはいけないことが1つ有ります。これをやったら、必ず騙されます。

 

それは、商品を受け取っていないのに受取評価を行ってしまうということです。

 

なんだ、そんなことか、と思われた人も多いでしょう。でも、本当に大勢の人が、この方法で騙されています

受取評価の重要性とは?

メルカリやラクマを始めて間もない人にも分かるように、受取評価について説明します。
通常のフリマサイトで買い物をする際の流れを説明します。
まず気に入った商品が有って、購入します。その後、出品者が商品を発送します。出品者は商品を発送した後で、スマホ画面の「発送通知ボタン」を押します。購入者には発送通知が届きます。商品が送られて、そして、購入者に商品が届いたら、購入者が受取評価をします。最後に出品者が購入者を評価して、取引が完了します。

 

商品を購入すると、購入した時点でお金が引かれますが、この時点では、お金はメルカリやラクマに保管された状態です。商品が購入者に届いて、受取評価をして、最後に出品者が購入者を評価すると、出品者に対して、代金が支払われることになります。

 

つまり、受取評価をしないうちは、代金は、メルカリやラクマに預かられた状態になっているということです
ですから、受取評価前ならもしもその取引きに問題が有り、詐欺が疑われるようなら、メルカリやラクマにキャンセル申請をして、それが認められればキャンセルが出来ます。すると、いったん引かれていたお金は戻ってきます。

 

以上の内容を頭に入れていただいておいて、騙しのテクニックについて説明したいと思います。

 

あなたが騙されてしまう手順を説明します

1.購入者が商品を購入する

2.出品者が購入者に対して、「自分のプロフィールを見てください」と連絡します。

3.プロフィールには、「当店は、受取評価が済んでから発送するシステムになっています」と書かれています。(言い方はいろいろあります)

4.プロフィールの書いてあると、なんとなく、それが正しい規則のように感じて、信じてしまう。

5.品物を発送していないのに、出品者が「発送通知ボタン」を押す。そして、購入者に対して連絡が来ます。その内容は、受取評価の画面で、「良い」にチェックを付けて、「受取評価をする」のボタンを押してください。確認でき次第、商品を発送します。というふうに書かれています。

6.購入者は、言われたとおりに受取評価をしてしまう。

7.購入者が受取評価をしたことを確認すると、出品者はすぐに購入者を評価します。8.代金は、出品者に渡ってしまいます。

9.どんなに待っても商品は送ってこないので、購入者は出品者に問い合わせますが、まったく返事は有りません。

だいたい、こんな流れになります。9番まで進んだところで、購入者は、騙されたかも、と思い、消費者センターなどに相談します。
消費者センターは、個人対個人の取引には介入しませんので、解決の手助けはしてもらえません

 

騙されたお金は戻らない

怒り心頭の購入者は、メルカリやラクマの運営事務局に、何とかしてほしいと連絡しますが、商品が届いていないのに受取評価をしたのですから、それはあなたの責任です、という返事になります。

 

そして、最悪なことに、こんなことをしているうちに、出品者は、メルカリやラクマを退会してしまいます。そうなると、一切の連絡方法が無くなるということになります。

 

今回説明した方法で、数十万円する商品を買おうとして被害にあった人も多いので、充分な注意が必要です。

 

今回は、この辺りで終わりたいと思います。
これからも、フリマサイトやインターネット販売についての問題点などを投稿していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。