メルカリ・ラクマで、もっと売れるための方法を話します

今回の話のテーマは、メルカリやラクマで、もっと売れやすくなるための方法について、お話ししたいいと思います。

商品の見せ方で変わる売れ行き

メルカリやラクマに商品を出品すると、出品一覧の画面で、何人の人が自分の商品を見に来たかが分かります。売れるためには、まず、この閲覧数を伸ばさなければなりません。何とか興味を持ってもらって、商品ページを開いてもらうことが重要です。

私は、これまで、メルカリやラクマのフリマサイトで、2000回以上の取引実績が有ります。その中で、どうやったら閲覧数が伸びるのかを、いろいろ試した結果、やはり、写真の撮り方で閲覧数が変わることが分かりました。

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畳の上で写真を撮ってはいけない

例えば、畳の上に商品を置いて撮影している人をしばしば見かけます。これは、絶対にやめたほうが良いです。なぜなら、畳は、まっさらな畳というものはほとんど無く、たいていは日焼けしたりスレたりしています。そんな畳を背景にしている写真は、商品が古く汚いものに見えてしまいます。

以前、骨とう品店の社長さんとお話しした際に聞いたのですが、江戸時代の壺や皿のように古いものでも、汚かったら売れないのだそうです。ていねいに汚れを落としてから販売すると話されていました。

ですから、まず第一に、きれいに見えるということが大切なんです。

商品をきれいに見せる写真の撮り方

商品をきれいに見せるためには、商品の背景は白が良いのです。
コピー用紙を背景に使っても良いのですが、商品がちょっと大きくなるとはみ出してしまいます。そこで、私の場合は、ホームセンターに壁紙が売っているので、白の壁紙を2メートルほど買ってきて、それを背景にして写真撮りを行っています。

写真の背景に壁紙を使う方法

ホームセンターなどでは、壁紙を販売しているところが有ります。そこで壁紙を買ってきます。
壁紙は、幅が約1メートル有るので、長さ2メートルくらいを買ってくれば、たいていの商品の背景には間に合います。1メートル当たり200円から300円くらいなので、あまりお金をかけずに背景を作れます。

壁紙を買ったら、壁紙の半分くらいを部屋の壁にピン止めし、残りの半分は床に敷きます。つまり壁紙をL字にして、そこに商品を置いて写真を撮ります。

照明での注意点は?

光の当て方も重要です。よく有る失敗例は、部屋の照明が商品に反射して、商品の一部が見えなくなっているケースです。
メルカリやラクマは写真がすべてですので、商品の全体がきちんと分かることが重要です。

光が反射して商品が見えにくくなっているケースとは逆に、影が出来たせいで見えなくなっているという場合も有ります。
対策としては、どこのお宅にもたいてい有ると思いますが、学習机で使った電気スタンドを持ってきて、部屋の照明とは違う角度から光を当てると、解決することも多いので、試してみてはいかがでしょうか。

いずれにしても、照明による失敗は、昼間の自然光で撮影すると、起こりにくくなります。夜、部屋の照明をつけて撮影すると失敗しやすいので、写真だけは昼間撮影しておいて、出品は夜行なうという風にしても良いと思います。

商品撮影は全体が分かるように撮る。大きな商品は、全体像の他に分割した写真も用意する

昇進撮影の際、カメラが商品に寄りすぎて、商品の端の方が写っていないケースが有ります。必ず、全体像が1枚は必要です。

問題点はきちんと写真で示す

例えば、この部分にキズが有ります、とか、汚れが有ります、など、欠点と思われる部分は、きちんと写真で示すことが必要です。

フリマサイトは、1つの商品につき、写真を10枚まで載せられるので、言葉で示すだけではなく、写真で示す方が良いと思います。

閲覧数の違いについて

メルカリやラクマは、出品した商品の閲覧数を見ることができます。写真をきれいに撮ることによって、閲覧数が伸びるのは間違いないようです。

私が行った実験では、同じ商品を、畳を背景にして撮った写真で出品した場合と、白い壁紙を背景とした場合とでは、3割以上の閲覧数の違いがでました。

このことからも、写真の撮り方は重要だと言えると思います。