フリマサイトのびっくりトラブル

今回は、メルカリやラクマなどのフリマサイトで、こんななトラブルも有るんです、という話しをしたいと思います。
世の中にはいろんな人がいるので、危険を事前に察知するのは重要ですよね。

匿名配送は、必ず匿名のままにすること

まず、1つ目は、被害者を装ったクレーマーです。メルカリのらくらくメルカリ便のような、フリマサイトで一番使われる送り方は、匿名配送です。売る人も買う人も本名を明かさず、自分でつけたニックネームだけで取引が完了します。

あなたが出品者の時、ある日、あなたの商品を買う購入者が現れます。その購入者は、なぜかあなたに、住所や本名を聞いてきます。
そしてあなたは、何となくいやだなあ、と思いながらも、ついうっかり教えてしまいます。
あなたは商品を発送して、相手が受け取ります。特に問題も無く取引は完了しました。そのことには、住所・氏名を教えたことも忘れてしまいます。

ところが、しばらくして、フリマサイトを通さずに直接、商品のクレームを言ってきます。そして、あなたに、弁償金の要求をしてきます。

このようなことも起きますので、フリマサイトでは、らくらくメルカリ便など、その際とがっ推奨する送り方を使ったら、必要のない個人情報を教えてはならない、ということなんです。

泣き落とし詐欺に引っかからないように

2つ目は、泣き落としの詐欺です。とても有名なブランドのカバンが、結構な安値で出品されています。あなたは、ぜひ欲しいと思って購入します。すると出品者からのコメントが届きます。そこには、購入してもらったお礼の言葉に続けて、こんなことがかかれています。

「実は今週末に友人の結婚式が有って、ご祝儀を持って行かなけらばならないのですが、お金がなかったため、泣く泣く大切なカバンを売りました。荷物が着いてからの評価ですと、今週末までには事務局からの振り込みが間に合いません。申し訳ありませんが、すぐに評価だけしていただけませんでしょうか。商品は間違いなく送ります」

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あなたは、友人に渡すご祝儀のために自分の大切なカバンを売るなんて、なんていい人なんだ、そう思って、荷物はまだ届かないけれども、評価を終わらせました。

ところが、荷物は永遠に届きません。もちろんあなたが評価した後、相手もすぐに評価をして、取引き完了になって、あなたはお金だけを取られたという形になりました。

いい人が困っているから、助けてあげよう、という気持ちを利用しているわけです。

何だか、お笑いみたいですけど、実際にあった話です。

短気なクレーマーに出会ったら

3つ目は、極端に短気な人がいるというお話です。誰かが購入して、らくらくメルカリ便のように、配送の履歴が追える便で発送すると、フリマソフトの画面の中で、相手に荷物が到着したかどうかを確認できます。

当直を確認したとたんに、早く評価しろと言ってくる人がいます。しかも、放っておくと、5分か10分おきに評価を催促してきます。「今は仕事中だから、家に帰ってから中身を確認して評価します」と返信を送ったとしても、家にいる誰かに代わりに見てもらえ、みたいなことを言ってきます。

そんな感じで何回も言われると、言われた方もだんだんと怒ってきて、「うるさい、ふざけるな」みたいな返信をしてしまいがちですよね。そうすると出品者は、運営会社に、脅された、連絡したりします。

フリマサイトはルールを踏み外さないことが重要

このように、フリマサイトには、変な人がいるんです。もちろん、大半の人はきちんとしていて、何の問題も起こらないのですが、たまに現れる変な人が、なかなか強烈だったりします。まあ、ルールを踏み外さないで取引きし、困ったことが有ったら、早めに事務局に相談するというのがベストな対処法だと思います