変な人がフリマサイトで巻き起こす失敗事例

前々回のブログで、フリマサイトに現れる変な人についてお話をしました。
今回は変な人が巻き起こしたトラブル、ということでお話ししたいと思います。

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同じような商品を複数のサイトで同時購入した時の失敗

まず1つ目は、ブランドバッグやブランドの服を大量に買い集めている人です。大量にと言っても、転売ヤーではなく、個人の趣味として買っている人です。
それは、メルカリとラクマの両方で同じようなブランド品を買っていて、メルカリで買った商品が届いたときに、ラクマで買った商品と勘違いして、ラクマの方を受取評価してしまったというケースです。

これは、ラクマの商品が普通に届けば、特に問題ないのですが、実はラクマの方は詐欺でした。だから、発送通知はしているのですが、実際には送っていないんです。それなのに送っていない方を受取評価してしまい、実際に送ったメルカリの方は、商品が届いたにもかかわらず、受取評価をしていない、ということになったんです。

当然、メルカリの出品者は、商品が届いているのだから、早く評価してくれとなります。ラクマの方は、見事に詐欺が成功して、さっさと自分も購入者評価を済ませて、代金を受け取ってしまいました。

これは、購入者がお金をどちらにも払って終わるしかないという案件です。

1つの商品を複数のフリマサイトに出品した時の失敗

もう1つは、同じ人が、一つの商品を、メルカリとラクマの両方に出品しているというケースです。これはよくありますよね。しかも両方のサイトでほぼ同時に売れてしまい片方にキャンセルのお願いをするしかなくなるんですよね。私も何度か、キャンセルのお願いをされたことが有ります。

このケースで、キャンセルをお願いされた購入者の中には、ものすごい勢いでキレる人がいるんですね。自分は絶対に買うから、相手の方をキャンセルしろ、みたいな感じで、すっかりけんか腰になっています。
そこで、しょうがなく、もう片方の人にキャンセルのお願いをします。ところが、もう片方の人も譲らない、ということが有るんです。
人気の有るコンサートチケットや、人気アーティストのレアなグッズなどは、こういうことになりやすいですね。

早く売りたくて、一つの商品を2つのフリマサイトに同時出品する場合は、片方が売れたら、もう片方は、すぐに取り下げるということに注意しないと、思いがけないトラブルに発展する可能性があるということなんです。